機械設備工事は、更地の着工当初から、お客様へ建物を引き渡し、その後のメンテナンスに至るまで工事として現場が終わっても完成させた建物と関わる職種です。
躯体工事の時は、配管・ダクトルートをイメージし、設置機械のスペースを確保するための検討・仕込みを行う時期となり、内部の仕上げ工事と共に、大勢の建築他職と調整を行い協力しながら見えなくなる部分での配管・ダクト・機械類を設置し、仕上げ面に機器類を取付けしていき、最終の仕上げとして試運転調整を行いお客様へ引渡しとなります。
建築依頼された「お客様の想い」を使い勝手の良い物に創造具現化する事により、空調衛生環境制御に関連する機器類が自動的に運転・停止する様子が計画通りに動作した時などは、この仕事の本当の面白さを実感することができると思います。